JALの上級カードを持っていると、JALの会員誌「AGORA」が毎月無料で送られてきます。
いつも海外の綺麗な写真と文章が載っており海外へ行きたい欲を刺激しまくります。(そもそもそういう雑誌)
10月号をふと見ると村上春樹の文章が目に止まりました。
「大いなるメコン川の畔で」
メコン川といえばベトナムかなと思いきやラオスの世界遺産ルアンプラバンの旅行記でした。
「ノルウェイの森」を読んで「なんだかなぁ~」という印象でしたが、「走ることについて語るときに僕の語ること」を読んでからは彼のエッセイ的なものについては好感を持っていたところでした。
ラオスという国について何の情報も持っていませんが軽い気持ちで読んでみました。
やはりなんとなく好感の持てる文章でした。
一度行ってみてもいいかななんて思いました。
とくにどういうところが、という説明はできないですが、僕もこういう文章を書きたいな、と思いながらページをめくっていくと後方になんと(やはりと言うべきか)ルアンプラバン行きのツアーが企画されていました。
5日間で50万円!
なんとゴージャスな。(僕なら数分の一で行きますな)
なるほどこれで数十人がツアーに参加すれば村上春樹氏への原稿料と取材費(カメラマン1人)が結構かかったとしても充分ペイできるのだろうななんて下世話なことを考えてしまうのでした。
恐るべし村上春樹の文章力!
僕も海外旅行ライターでもなろうかしら。