村上春樹の小説 「１Q８４」をある人に薦められたのだが、そういえば彼の小説はひとつも読んだことがないのに気づいた。
いきなり読むのもなんだし、そういえば中学くらいのときにノルウェイの森がなにかのランキング1位になっていたのを思い出したので、村上小説をかじる意味でもそれから読むことにした。
読んでいる途中、何度も「ライ麦畑でつかまえて」を思い出した。
ライ麦畑は中学のときに読み、今となっては内容など全然覚えていないのだが、結局何が言いたいのかわからず非常に煮えきれない読後感だったことだけ覚えている。
虚無感、ニヒリズムとでもいうのか、それと似たような共通性を感じた。
文学的にどうとかまったくわからないが、なぜこれがベストセラーになるのだろう。
文体、雰囲気、描写、そのどれなのか。
村上小説はひとまず入らないでおこう。
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