目黒シネマにて「そこのみにて光輝く」を観ました

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ここのところ映画館に行く機会がなかったのですが、久々に時間が空きちょうど目黒シネマの前を通った際に上映時間がタイミングよく重なったので観ることにしました。

目黒シネマは目黒駅前にある二本立てで1,500円の映画館です。

最新の映画ではなく数ヶ月遅れた作品や同じ出演者や同じ監督の作品などを二本立て上映しています。

その日の最終上映のみを見る場合は900円で1本だけ観ることができます。

今回上映していたのは、「そこのみにて光輝く」と「夏の終わり」。
どちらも綾野剛主演映画でした。

ほとんどTVを観ないので綾野剛という俳優は見かけたことがある程度の認識でした。

何の事前情報もないままに観た映画でしたが、なかなかヘビーでディープな作品ですね。

内容は割愛しますが、現代におけるどん底の生活とでも言えるような行き場のない状況で生きる女性の描写がなんとも生々しかったです。

低賃金労働のシングルマザーなど同じような境遇の人は現代の日本において少なくないような気がします。

ロケ地は函館なのですが終始重いテーマなので函館に対するイメージが少し重くなってしまった感は否めないです。(でも一度行ってみたい)

驚いたのは監督が呉美保さん。
初めて聞く名前ですが検索してみるとやはり在日韓国人3世みたいですね。

さらに驚いたことはこの作品がとある映画祭で最優秀監督賞をとったということ。

「受賞…奇跡の連続です」呉美保監督 「そこのみにて光輝く」で最優秀監督賞

技術的なことはわかりませんが素晴らしいことですね。

あ、ちなみにR15指定なのでお気をつけて。

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