チマチョゴリをテーマとした約40分の短編映画。
難しいテーマがどのように描写されるのか興味があったのと、監督が大学の二つ上の先輩にあたる人ということもあり、横浜みなとみらいにある横浜開港記念会館での上映会に行ってきた。
パンフレットに書いてあるあらすじ。
日本学校に通う白川友美と朝鮮学校に通う李智絵。
チマチョゴリがきっかけとなり知り合い…親友となる。
しかし同時にチマチョゴリをまとうことで思わぬ事件に遭遇してしまう。
チマチョゴリをまとう事で見えてきたのは、世の中の偏見や差別だけではなかった。
隠されていた生い立ち…ふたりのアイデンティティーが浮き彫りにされていく。
上映会後の舞台挨拶で監督自身が言っていたように短い時間でうまく表現できない部分はあったが、チマチョゴリを通して我々在日コリアンの抱える問題を訴える素晴らしい作品だと思う。
なによりもメッセージを発信することの重要さ、素晴らしさを監督から学んだ。
民族の誇りをもって堂々と生きるというあたりまえのことがなぜこうも難しいのか。
不条理に対して沈黙するのではなく、様々な手段を駆使して発信していかなければならない。
今や誰もがブログやYouTubeなどを利用して発信することが可能になってきている。
さて僕も頑張らなくては。
次回上映予定
日時:2010年4月8日(木)19:00~
会場:渋谷UPLINK X
料金:1200円
http://matou.newstyle-k.com/
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