税理士がテコンドーを始めた理由

2022.5.6 初レッスン(荒川道場)

前回の記事で書いたように2020年から筋トレを始めた私は、満を持して2022年にテコンドーを始めました。実は自分の中での2022年踊る大ヒット賞はテコンドーを始めたことでした。

満を持して、というのは本当は筋トレと同じタイミングで2020年から始めようと検討したのですが、ちょうどコロナ禍に入り近くにあった道場が閉鎖してしまったのもあり一旦様子見していたところ、とあるきっかけがあり結局始めることにしました。

私がテコンドーを始めた理由

そもそものきっかけは韓国ドラマ

2000年代初頭から韓国ドラマにハマっていた私は、「オールイン」や「野人時代」などに登場する主人公の武闘シーンなどに使われる足技に魅せられていて、それがテコンドー由来であることを知りました。
「オールイン」でキム・イナを演じるイ・ビョンホンは実際にテコンドーを習っていたみたいです。

そのときからいつかテコンドーを習いたいと強く思っていました。
しかし当時は実家の郡山に住んでおり、近くに道場もなく、税理士の勉強が最優先課題でもあったので現実的ではありませんでした。

筋力だけでなく柔軟性も必要

前回の記事で書いたように身体性を取り戻すために筋トレを始めたところ、筋力は多少アップしてきたが柔軟性が足りないと思っていたところでした。

しなやかさとしたたかさ、強さと柔らかさは相反する概念でありながら同時に兼ね備えることにより調和が取れ美しいものとなる。
筋力アップと柔軟性は身体性を規定する上での重要な両輪を成すものと思います。

いっときジムでヨガやピラティスなどをやっていたとき開脚などそれなりに開いたのがここ数年筋トレばかりに専念するあまり柔軟性が低下しており脚の可動域が狭まっていることを感じていました。

テコンドーはご存知のように足技が主体であり、脚の柔軟性なしには成り立たない武道でもあるので、テコンドーを習う過程で柔軟性も同時に身につけようと考えました。

民族の武道を身につけたい

高校の3年間は空手部に属しており武道の基礎をかじってはいましたが、真面目にやっておらず3年やれば普通黒帯になるところを茶帯止まりで中途半端にやめてしまったという心残りというか半端感をずっと引きずっていました。

その当時、高校にはテコンドー部も存在していましたが、そのときはイマイチ魅力を感じず、足技主体のテコンドーより空手の方が強いんじゃねくらいにしか思っていませんでした。

社会人になって韓国ドラマを通してテコンドーについて意識するようになり、テコンドーは創始者が韓国人で朝鮮半島由来の武道であること、北でも南でも正式な民族の武道として認められていること、ITFとWTFと大きくは二つの協会に分かれているがITFが創始者の意思を継承し正統性を持っていて北も南も海外も統一的な体系のもと運営されていることなどを知ることになり、民族の象徴である言葉を身につけるのと同じようにテコンドーも身につけたいと強く思うようになりました。

民族の武道であるテコンドーを身につけることにより、「民族であること」を示すシンボルの一つとして、同じ民族同士が理解し合うときの共通言語として機能すればそれは素晴らしいことであると思うし、もちろん諸外国の他民族ともテコンドーというグローバルスキルを通じて交流ができればと思います。

タイトルとURLをコピーしました